研究者と学ぶ科学英語実習講座
担当教員: 田代 学 所属:サイクロトロン・RIセンター.
対象学部: 全.
科目群: 全学教育科目先進科目-国際教育.
使用言語: 2カ国語以上.
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授業の目的と概要
・このコースは、とにかく英語を使って科学的内容について視聴したり、発表したり、議論して経験値を上げていくことを目指します。これは科学技術に関するコンテンツや論文から情報収集して英語でディスカッションできる国際的人材(グローバル人材)を目指すための実習講座です。発表体験を通じて英語が使えるようになりたい人にはおススメの講座です。
・この授業はほとんどの回をWeb(Zoom)で実施します。基本的な内容の説明は、講義の前半では日本語で行いますが、慣れてきたら英語で説明する場合もあります。
学修の到達目標
1) 科学系の英語(科学研究やビジネス)の世界の基本的な考え方を理解する。
2) 研究やビジネスの世界の実務的な英語コミュニケーションの基本を学ぶ(履歴書、電子メール、論文、マニュアル等)。
3) 自分なりの発表資料を作成して、英語でプレゼンできるようになる。そして、自信と度胸を身につける。
4) 科学ニュースの映像や英語のレクチャーを視聴して内容が理解できるようにリスニング力を鍛える。
5) 自分の発表内容や視聴した内容について英語でディスカッションしたりコンパクトな英文報告書にまとめる力をつける。
※英語発表が初めての人でも最後には発表できるようになっていました。
授業内容・方法と進度予定
DAY01: オリエンテーション(授業説明).自己紹介と英語の履歴書.
DAY02: 学習テーマ「脳科学」.
DAY03: 施設見学会(リアルまたはバーチャルで。見学先:サイクロトロン・RIセンター).
DAY04: ミニプレゼン1:施設見学報告会.
DAY05: 学習テーマ「科学論文とは」.
DAY06: 学習テーマ「宇宙科学」.英文メールの書き方を知ろう.
DAY07: ミニプレゼン2:地球外生命体の存在可能性について発表.
DAY08: 学習テーマ「放射線や災害について」.
DAY09: 学習テーマ「実験や実験マニュアルについて」.
DAY10: ミニプレゼン3:放射線の有用性と問題点についての意見交換会.
DAY11: 学習テーマ「国際セミナーや学会活動」.
DAY12: 学習テーマ「企業活動と新技術開発」.
DAY13: ミニプレゼン4: 面白いベンチャー企業を紹介(仮想就職説明会).
DAY14: 学習テーマ「論理的思考について」.
DAY15: 学習テーマ「発表資料の視覚的効果」.
DAY16: 最終試験(最終プレゼン):自分がもっとも発表したい科学的テーマについて自由発表.